入院の保存療法

 重症で、通院での治療が難しい場合や、遠方にお住まいで地元にセラピストがいない場合など、入院で集中的に保存療法を行っています。最大4週間で、セルフケアを練習していただきます。また、理学療法士による運動指導も行います。JR東京総合病院の隣にはJR東日本スポーツが運営するスポーツクラブ「JEXER(ジェクサー)」がありますので、場合により入院中に利用していただいています。入院前より退院時、退院時よりもその後の生活で、浮腫の状態がよくなっていくことを目指して治療を行っていきます。

 ご希望の方は、JR東京総合病院リンパ外科・再建外科へご相談ください。

1.圧迫療法

包帯による圧迫療法、マジックテープを使った装具による圧迫療法、ストッキングによる圧迫療法など、患者さんに合わせて組み合わせていきます。入院中にがんばって治療して細くなっても、退院後に元に戻ってしまっては残念ですので、自宅に帰ってからも続けられる圧迫療法を練習します。

 

2.リンパドレナージ(マッサージ)

圧迫療法に加えてリンパドレナージを行うことで、より効率的にむくみの軽減ができます。セラピストがマッサージを行うとともに、自宅でも行えるマッサージを指導します。自宅でのマッサージは必須ではありませんが、むくみの状態が悪い日などに行っていただくと効果的です。

 

3.圧迫した状態での運動療法

包帯などで圧迫した状態で運動をすると、より治療効果が高くなります。特に高齢のリンパ浮腫の方は、筋力低下もあり、日常生活での活動が低下していることが多いです。入院中は理学療法士と相談しながら、1日10000歩を目標に歩いていただき、かかと上げ運動やスクワットなどの筋力訓練もおこなっていきます。膝関節や股関節に痛みがある方は、1人用のプールを使って水中歩行を行うこともできます。むくみの治療を行うだけでなく、健康的に、いつまでも自分の足で元気に歩ける体作りを行います。

リハビリ室でエアロバイク
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医師、セラピストによる合同カンファアレンス
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ジェクサー新宿
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